半熟ドクターのブログ

旧テキストサイトの化石。研修医だった半熟ドクターは、気がつくと経営者になっていました

2023-01-01から1年間の記事一覧

すごいぞ病院マーケティングサミット

2023, マーケティングサミットのようすコロナ禍による長い中断を経て、2023年、病院マーケティングサミットが4年ぶりにリアルで開催された。*1 舞台は、意外にも武蔵野美術大学市ヶ谷キャンパス。 初めは「なぜ美術大学で?」と疑問だったが、これには深い意…

盛和塾とはなんだったのか

2023, 広島県(もみじ祭りの府中八幡) 盛和塾とは 盛和塾は、日本の著名な実業家、稲盛和夫氏によって設立された経営者のための私的塾。 www.kyocera.co.jp稲盛さんが病没する前に組織としては解散してしまったが、この塾は、稲盛氏の経営哲学や人生観を学…

「情報の非対称性」の21世紀的な解決法

2023, 広島 医療と情報の非対称性 医療業界は、情報の非対称性が特に高い分野だ。 情報の非対称性(じょうほうのひたいしょうせい、英: information asymmetry)は、市場における一方の取引主体が他方よりも多くの情報を保持したり、またはより良い情報を持…

道について

2023, 広島県 この道を行けばどうなるものか。 危ぶむなかれ、危ぶめば道はなし。 踏み出せばその一足がみちとなり、その一足が道となる。 迷わず行けよ、行けばわかるさ。 (アントニオ猪木の引退コメント。実は一休和尚の言葉) 以前にも書いたけれども、…

AIとの折り合い方

2023, 広島県。2020年から2022年は「コロナ時代」とでも言うべきものだったと思うが、さすがにコロナというものはいったん影をひそめたと考えていいように思う。やれやれ。ただ、次なる時代は「戦争の時代」とでもいうべきものになるのだろうか。 疫病もいや…

アラフィフの僕がライフスタイルをかえたこと

2023, 広島県気がつくと自分も49歳。*1。 これくらいの年になるとみんな腰痛い肩痛いとか、この薬飲んでるとか病気自慢に事欠かない。 とりあえず私もそういう一人として現状を書き残しておくことにする。 今までの私 私は酒は飲まずタバコも吸わず。 これは…

ウェラブルセンシングの次の段階

2023, 鹿児島この前モダン・ホスピタル・ショウに行ってきた話をした。 hanjukudoctor.hatenablog.comコロナ前から「モダンホスピタルショウ」関西で行われる「メディカル・ジャパン」は必ず視察に行くようにしている。 新製品をチェックするため。 新しいも…

モダンホスピタルショウに行ってきたよ

2023, 東京経営者は、きちんと当該業界の未来を知らなければならぬ。コロナ禍では長らく地元に張り付いてコロナ対策医療ばっかりやってた。 今、そして今後医療がどうなっていくのか、はよくわからなかった。オンラインの会議とかで垣間見るだけでは全貌はよ…

コロナを経て得たもの

2023, 広島県コロナ。 コロナはまだあるし、なんなら懸念された通り第9波も来そうになっているが、5月8日の5類落ち以降、新興感染症であり、根絶すべき感染症としてのコロナはなくなった。 転校生の「ログインボーナスモテ期」みたいなやつは終わったわけだ…

外来の通院間隔の限界値は3ヶ月か

2023, 福山わぁ、気がつくと新年度である。 なんかやたらと忙しい年度末が終わり、個人的には新年度は少しのんびりしているはず。はずなのだが。 外来通院 昔は外来通院において内服薬というのは14日が原則であった。 甲状腺疾患とか、若い勤労世代に多く、…

異次元の少子化対策とは

2023, 高梁コロナ(Covid-19, SARS-CoV-2)…… 一旦は視界から消えた。 もちろん発熱外来は稼働しているし、時々は陽性者でているが、マスとしては無視できるレベルになっている。 第八波は、中小病院にとっては案外きつかった。 少子化 減少しつつあった出生…

コロナ対策のサンクコスト

2023, 室戸コロナ・コロナ、コロナ…今更ですが、あけましておめでとうございます。 11月12月1月。なんも書いてなかった。やー怒涛の3ヶ月でした。*1 音楽活動はそれなりにしていましたが、犠牲になったのがBlogとかNoteで書いてたところ。 文章を書く脳の余…