半熟ドクターのブログ

旧テキストサイトの化石。研修医だった半熟ドクターは、気がつくと経営者になっていました

AIとの折り合い方

2023, 広島県

2020年から2022年は「コロナ時代」とでも言うべきものだったと思うが、さすがにコロナというものはいったん影をひそめたと考えていいように思う。やれやれ。

ただ、次なる時代は「戦争の時代」とでもいうべきものになるのだろうか。
疫病もいやだけど、戦乱もいやだな。

AIの台頭

AIによる自然言語処理の進展が世間を賑わせている。
ChatGPTのような技術は、多くの分野に影響を与え、我々の生活や働き方に新たな風を吹き込んだ。
この波は、ブログを書く私にも、静かながら確かな影を落とした。
どちらかというと暗い影を。

今年に入ってChat GPTが爆発的に普及した時に、私も課金して折々に使っているが、ただ文章を作るだけだったら本当に上手にやってのける。
文章に書きなれない人だったらChatGPTに書くことをすべて委ねてしまいたくなるだろう。

ただ、私はそうではない。
文章を書くことはあまり苦ではなく、書くことにむしろ喜びをみいだすタイプの人間である。
ブログを書くことは、自分の思いを綴る、心のスケッチブックのようなものだった。

しかし、AIが文章生成の分野でここまで力を発揮するようになると、私の中の何かが揺らいだ。
長年の友であった言葉が、突然他者のものになったような感覚。
クラスで一番だったのに、とても敵わないような転校生が入学してきたような。

そのショックは書くことの情熱に冷や水を浴びせるに十分だった。
端的にいうと、ブログのモチベーションがかなり下がったのである。
2〜3ヶ月沈黙を保ち、更新が激減したのは、そういうことも一因かと思う。

* * *

しかし夜明け前が一番暗いという言葉もあるし、
考えてみると、私が書くことを奪われたわけでもない。
幸いに書くことでお金をもらっている立場でもない。

ChatGPTという存在を脅威としてではなく創造の道具として使うことにする。
AIという新しい筆を手に、これまでとは異なるアプローチで文章を紡いでみることにする。

私のブログは、AIの力を借りながらも、私自身の個性や視点を失うことなく、新たな色彩を加えていく。
これは私にとっての挑戦ではある。
AIを用い、文章生成の省力化ができるかどうか。
しばらく見守っていただければ幸いである。

* * *

というわけで、この文章は、Chat GPT 4.0に

・ChatGPTのような自然言語処理のAIが登場して世間をにぎわせている。
・もともとブログを書いていた自分にとっては自分の強みがAIに奪われたような気がしていて、テキストを書くモチベーションがさがっていた。
・しかしChat GPTを上手に利用しながらテキストを生成してゆくという、AIアシストの世の中における適応を目指してみようと思う。
というブログ文章を書いてください。平文で 500~800程度。

というお題で書かせた下書きをリライトしたものである。

結論とか、クリスプなたとえであるとか、自分のプライベートに即したことはChat GPTには書けないが、小論文としての話のアウトラインとかをさらっと書いてくれるのは時短にはなる。

感じとしては、自分で学会発表をしていたものを、下の発表を見るようになった時の感覚に近いかもしれない。会社でいえば、部下の仕事を監督するリーダー業務、的な感じか。

今年度はこんな感じでやってみて、その後どうするか考えてみようと思います。