しょうもないいちゃもんつけていいですか?
やっ、ダメっていっても、つけますけれども。
ブルガリアヨーグルトのCMをごぞんじですか?
http://www.meiji.co.jp/gallery/cm/movie.php?id=nyusankin_pasteur_30s
あなたが手に取る 明治ブルガリアヨーグルト
そのLB81乳酸菌を使って、明治はいま、多くのノーベル賞科学者を生み出す
科学の最先端パスツール研究所と共同研究中。
テーマは 乳酸菌と健康長寿です。
小さな乳酸菌には大きな未来がある。
いやまあ、別に文句のつけようのないCMだと思う。思いますけど……僕は、いつもこのCMをみて、もやっとしてしまうのです。僕だけですか?
なぜもやもやしてしまうのか、考えました。
この日本語は、多分説明文としては、ちょっと通りがよくないんです。
なぜかというと、主語→述語 という係り受けの関係を抽出すると、
センテンスA:明治はいま→共同研究中
センテンスB:多くのノーベル賞を生み出す科学の最先端→パスツール研究所 という関係です。
で、
明治は今→<センテンスB>→共同研究中 という構図になる。
これだと、このふたつの矢印の主術関係が交錯するので、主語→術後の関係がややわかりにくくなってしまうんです。特に、包摂するセンテンスの方が包摂されるセンテンスよりもシンプルな場合には。
本当は、こう書くと、意味が通じやすい。
でも、あえて、あの語順にすることによって
「明治はいま、多くのノーベル賞科学者」 というクラスターが生み出される。
文章のリズムも、比較的ゆっくり平板にアナウンスしているため、明治と ノーベル賞 が近い。
それゆえにぼんやり聞いていたら、明治=ノーベル賞とミスリードさせる。
これは、アンフェアであるが、うまいなあ、と思う。
きっと確信犯なのだろうと思うけれども、こういうのって、サブリミナル広告って言っちゃってもいいんじゃないか?
と思う。
ちなみに、私の家庭では、ヨーグルトはブルガリア一択でして、これ以外のヨーグルトはみんな食べたがらない。
冷蔵庫にはいつも常備されているし、家でプレーンのやつを食べるだけではなくて、昼食時にも買ったりしている。
一応、かなりコアなブルガリアヨーグルトのリピーターであリます。
家の冷蔵庫には、ブルガリアのプレーン味が常に4個から6個くらい入っています。
CMはともかく、今後もブルガリアヨーグルトをもりもり食べ続けることでしょう。
だからねー、だからこそね、一言言いたいわけ。
2012年ももう終わってしまいました。
一年の総括、みたいなものを書かなければいけませんでしたが、もうあけたんで。
今年も ぼーちぼちの日記というか、月記というか、季記を書いていきたいと思います。