気がつくと 2018 年も終わり。
早いもんです。年々一年が早く感じるのは、自分が歳をとったからなのか*1。
一年間ありがとうございました。
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僕は2000年くらいからジオシティーズでウェブサイトを始めました。*2
まあまあ早くからネットの世界にもいたわけです*3。
その後、臨床が忙しくなったりもしましたし、結婚して家庭を持ったりもして、ウェブの更新の優先度はどんどんさがっていました。
一度はほぼフェイドアウトとなり、それでも年に数本だけ記事をほそぼそと続けたりもしていました。
媒体としては当初はHTMLのタグ打ち、その後「はてなダイアリー」を長らく使っていたのですが、これも閉鎖されることが決まっています。
それで、2018年9月はてなブログへ移動しました。
もう一度ネットの世界のやりなおし。
古いゲームのカートリッジの埃を払って、もう一度ゲームを再開したようなものです。
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久しぶりに戻って来たWebの世界は、だいぶかわっていました。
もちろん自分のありようもだいぶ変化してますけどね。
久しぶりにネットの海を見渡してみると、Twitterの「医クラ」(医療クラスタということなんでしょうね)といわれる一団に気がついた。
僕もTwitterは結構前からやっているのだが、音楽とか地元のつながりばかりだった。
要するにFacebookの友達リストとTwitterのそれがほとんど重複していたわけです。
リアルで知らない人とは、交流していなかった。
しかし「医クラ」は、Facebookのようなお互いに知っている人同士ではなく、全然知らない多くの人々が自由につぶやている世界がありました。
なんとなく、昔のネット社会を彷彿とさせるものがあった。
おもしろいので、この「医クラ」の末席で活動をすることにしました。
2018年の下半期は、このTwitterを頻繁に出入りしていました。
相互にフォローしたり、リプを飛ばしたりしてみる昨今。
新しいゲームを始めたような面白さがあります。
残念ながら、僕の年代(僕は昭和49年生まれ、多分ロスジェネ世代)はTwitterの活動はあまり多くはないようで、大体少し歳下の医師が言論の中核をなしているのは少し寂しくもあります。
しかしこういうウェブの世界では年齢は関係ない。
いいツイートをする人がえらいわけだから。
まだ僕はこのTwitter「医クラ」に慣れてません。
どういうTweetがバズるのか、皆が興味を持っているものは何か、なんとなく色々試している昨今です。
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ここ数年はFacebookのような、ほぼ閉鎖的なところでしか活動していませんでした。
今年は BlogとTwitterにすこし力を入れましたが、やっぱりオープンなところに物を書くって、リスキーです。
コンテンツとしての面白さとバッシング受けやすさはトレードオフの関係にありますから、そのポイントを見極めなければいけない。
私は匿名ではなく実名を晒してTwitterをやっていますから、炎上はさらにリスクが高い*4。
それからドラッカーいうところの「顧客」を設定しなければいけない。
このブログは、誰に向けて書いているのか。
非医療関係者の一般の人か、それとも、いわゆる医療関係者か、僕と同じ経営者にむけて、なのか。
これが今ひとつ自分のなかでもあいまい。僕は経営者でもあり、病院の中ではほぼ奴隷型労働者であり、オフタイムは演奏者でもある。
自分のどの部分を切り取るべきか、というのが今ひとつ定まっていない。
「顧客」を明確にすればPVが伸びるだろうということはわかっていますが、どうも吹っ切れない。
ま、ともかく、来年もその場その場でいろいろ思うことを書き記していこうと思います。