半熟ドクターのブログ

旧テキストサイトの化石。研修医だった半熟ドクターは、気がつくと経営者になっていました

Sustainableなものとそうでないもの

 最近は更新日記、というよりは月記、ひどい場合は四半期記となっておりまして、更新するのになんだか気恥ずかしさを含みますね。お久しぶりです。今年もよろしくお願いします。

 

 こんなペースで書いていると、過去のエントリーを振りかえると、おそろしい勢いで年月が経っているように錯覚してしまいますね。

 

 外来診察でも、二ヶ月毎に受診される患者さんだと、以前のカルテを追っていくとすぐ一年経つので、びっくりします。「もう一年経ったの!?CT入れな!」とかなっちゃう。

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 どうでもいい私信なんですけれども、夏頃にiPodを、買ったんですよ。今更ながら。Classic。80GB。

 iPod Nanoとか持っている友人からすると「でケェ!」と驚かれましたが、いやいやそういう「いまさら」な僕からしたら十分小さいですよ、iPod Classic

 インターフェースも素敵だし、なんでもっと早く買わなかったんだろうと後悔しました。

 iTunesはすぐ止まるとか、いろいろよくないことも聞きましたが、まぁ、Windows Media Playerとそんなには変わらないかなと思います。


 しかし、80GBという容量は、実に中途半端ですな。

 本当はロスレスで高音質で保存するのが夢ですけれども、80GBでは自分のライブラリーは到底おさまらないんです*1。現在は、まあまあのビットレートで、mp3でがしがし取り込んでいますが、それでも、どうやら自分のライブラリーすべてをiPodに収めることはできないようです。貧乏耳なので、音質の善し悪しはそれほど気にはならないのだけが幸い。

 iPod購入の直接の動機は、やはり車の中にCDを持っていくのが面倒だからです。車内にCDを置くと、真夏の炎天下ではCDも傷んでしまうしね。しかし、僕の車にはカーナビもないし、おまけでついてくる標準のCDプレーヤーだけです。すうどんならぬ、す車*2。きょうびのカーナビにはiPodをぶっこむドックとか付いているものもあるらしいけどなー。

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 じゃあiPodをどないしてつなげようかいと、思案した挙句、BelkinのFM transmitterを付けて、それで現在は満足しています。ちょっと音質悪い時もあるけど、まあいいや。

 しかしFM transmitterというのは、ネズミ講と似たところがあります。

 たとえば、僕は幹線道路を使って通勤しているわけですが、通勤の片道30分の間に割と混雑する場所がありまして、4,5回以上は FM音声が瞬間的に混線するんですよね。おそらく同様の装置を付けている対向車からのFM電波をひろっているんでしょうけれど。

 おそらく、FM Transmitterがこれ以上普及しちゃうと、この混線は無視できないほどになり、事実上用をなさなくなってしまうでしょう。

 全員がやると、破綻して使えないっていうのは、道具としてどうかと。

 その辺がネズミ講と同じようなものだと思うわけですが、考えてみると、現代文明自体がそうかもしれませんね。地球上の全員がアメリカ人やわれわれ日本人のような生活をすると、簡単に破綻してしまうわけで。

*1:2000枚くらいある。CD。馬鹿なんじゃないの。

*2:もう一台あるワンボックスカーも、なんか成り行きでナビつけてないんですよね。バックモニターとちょう便利らしいんだけれど