半熟ドクターのブログ

旧テキストサイトの化石。研修医だった半熟ドクターは、気がつくと経営者になっていました

そりゃそうだけど

どうもご無沙汰してます。やっぱりブログの更新が途絶えがち。

しょうがねえよな。僕怠惰だもの*1

病院の建て替え工事をやっています。計画段階で2年くらいかかりましたが、無事にプロジェクトは走りだしました。今年の1月に入札が終わり施工業者が決まり、2月に地鎮祭を行なって着工が始まりました。今6月ですが、基礎がようやく終わったところで、これから上に鉄骨が伸びていくところです。完成は来年の3月予定。

建築の進捗については、毎週建築の現場監督と打ち合わせを行っています。主には進捗状況の報告ですが、計画からの遅延や、問題が発生すればそれの対策協議をその打ち合わせで行うことになる。今のところは大きな問題もなく粛々と進んでいます。あ、少し前だがハヤリをとりいれてみました。「粛々」、流行語大賞の発表の時期に近い秋口なら流行語になったかもしれないけど、あの時期だとちょっと弱いかなと思う。どうでもいい話で脱線しました。

で、基礎工事でコンクリを打つ(これもコンクリを「うつ」と現場の人達がいうから、真似して使ってますけど、用例が正しいかどうかはわかりません。業界用語って、どうしても使いたくなりますよね。*2 *3)のに、生コン車でコンクリートを運ぶわけです。

で、それなりの規模の工事をするので、コンクリートも3工区にわけてそれぞれが200立方メートルくらい必要ならしくて。

で、工事の会議で、生コン車が50台から60台くるっていうんですよ。

え?

って思ったけど、考えてみると、確かに一台のミキサー車で3-4立法メートルくらい運べるとすれば、単純に割り算すれば50台必要なわけです。あ、延べ台数ですよ。

50台のミキサー車が次から次へとやってきて積んでいるコンクリをとろとろっと流して……ということを繰り返すわけです。今まで工事現場のこと考えたことなかったんで、イメージしたことなかったんですけども、考えてみれば確かにそうです。いやあ壮観だなあ。想像して、ちょっとうっとりしてしまいました。

とか思っているうちにその工期は終わってしまいました。病院の中で忙しくちょこまかしていたので、その生コン車が次から次へとやって来るところは全然見れませんでした。実物を見れなくて少し残念*4

*1:忙しい、っていうのもあるけど、結局マメさがないということを思い知りました

*2:専門用語、ではないんだけど、例えば、うちの妻は例えばごはんのおかわりを私がする時に「ご飯、つけようか」といいます。実家では「よそう」という言い方をするので、結婚当初違和感を感じたものでした。ところで、ハザードランプを点灯する時には、ハザードを「焚く」ともいいますが、あれは変ですね。

*3:患者さん、もしくは患者さんのご家族で、病院通いが長くなった方の中には、医療関係者の隠語・符丁にやたら詳しくなって、使いたがる人がたまにいます。気持ちはわかりますが、こちらからすると若干鼻白むこともあります。

*4:まあ、一度に来るミキサー車は1台で、絵ヅラ的には地味なんですよね、多分。