半熟ドクターのブログ

旧テキストサイトの化石。研修医だった半熟ドクターは、気がつくと経営者になっていました

なんとやら

ものすごい意義のない話をしますよ。

あの、よく会話とかで、ことわざを言う時に、敢えて(かどうかしらないが)、後半をぼやかすようないいかたがありますね。

 とらぬ狸のなんとやら

 飛んで火に入るなんとやら

 鬼の居ぬ間のなんとやら 

とか、そういう言い方。

 

 ところでこの前、集まってだべっていた時に先輩が

「知らないことがあっても、三人よればなんとやらでなあ……」

とか言ってたんですが、この「三人よれば文殊の知恵」の、「文殊の知恵」をぼやかしているのは、きわめて文殊の知恵的でないことだなあと思った。