半熟ドクターのブログ

旧テキストサイトの化石。研修医だった半熟ドクターは、気がつくと経営者になっていました

情報の「濃さ」の粗密

 ところで、ブログの場合はあまり意識することはありませんが、こうやってしこしこ書きためた文章って、量にすると案外少ないもんです。

 僕は2000年にこの「半熟ドクター」を書き始めたわけですから、もう丸7年くらいやっている計算になります。でも、HPの総計はたかだか10MBくらい。エロサンプル動画だって、もうちょっと大きい。

 実は最近デジタルハンディカムってやつを買ったんですけれども、商品知識もないのに、急いで選んでしましました。いわゆるいやな買い方、フロント・ローに置いてある、一番高げな機種の中から適当にみつくろって、これ下さい、って。

 買ったのは、パナソニックのSDカード記録形態のハイビジョンのやつ。これ、ハイビジョン画質でしか録画できないんですよ。

 デジカメでも、高画質、しょぼい画質と選べるやないですか。でもこれは、すごいファインなやつ、普通、ちょっと圧縮した3種類しか選べない。全部ハイビジョンなんです。4GBのSDHC(SDカードの、なんか速いやつ)カードをぶっさして、撮れるのは、高画質なら40分、低画質でも90分くらい。

 僕は、デジカメでも一番高画質にすると、PC上での取り回しがめんどうだから、こぢんまりしたサイズでしか撮らないデジタルけち人間なので、テレビ画質サイズで10時間とか、そういうのにすればよかったと思った。

 とにかく、録画時間が短いのは困る。
 次善の策として、これは僕の流儀ではないけども、SDHCカードを高容量なものにしたらええんやないか、とも思いますが、4GのSDHCカード以上は対応してないんだって。えーなにそれ!すごい中途半端。

 高画質側、低画質側どっちでもいいけど、録画時間というものを増やすことが出来ない。これでは、使い方の幅が非常に限定されてしまいます。

 それから、SDカード(普通のやつ)とSDHCカードって、2G以上は相互互換性がないんですね。

 ♪SDとSDHCの~ あい~だーには~

 くろーく~て 長い~ 河~が~ある~ というわけ。

 よく調べて買えばよかった、と後悔しています。

 ただ、ハイビジョン画質っていうのは確かにすごいです。ちょっと普通では考えられんくらい綺麗にとれる。無駄に5.1chのマイクとかもついていますし。デジカメの画像とかでも、たとえばこのウェブサイトで使っている写真は横幅200pxくらいの小さな画像ですが、元の写真が高画質であればダウンサイズしてもやっぱり綺麗だから、このハイビジョン画質というのも、圧縮するオリジナルとして考ると、やはり貴重なものかもしれません。

 でも、今これ書いているノートPC、残り容量10GBしかない。しかない、っつーか、10GBが埋まるには大分かかるやろと思っていたわけですが、これは、困る。

 

 ここで話が戻りますが、高画質っていうのはものすごく容量を食うわけで、40分で4000MB。ということは一分100MB。10秒で15MB強。

 僕のウェブサイトは10MBですから、6秒分。

 6秒というと、赤ちゃんがあくびして、むにゃむにゃ、のむにゃ、くらいまで、みたいな映像と、7年書きためた文が同じ!

 うーん、まー、確かにそれくらいの価値くらいしかないかもしれんけどな。