半熟ドクターのブログ

旧テキストサイトの化石。研修医だった半熟ドクターは、気がつくと経営者になっていました

人口動態からみるオリンピックへの態度

コロナ・コロナ・コロナ(Covid-19, SARS-CoV-2)…

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2021年、広島県

デルタ株が随分やばいことになっていますね。地方もまたひどく流行するんだろうな。

副鼻腔炎

実はかなりひどい鼻炎〜副鼻腔炎になってしまってました。*17月はじめくらいから。
鼻閉・膿性鼻汁・咳・頭痛、頭痛、頭痛……
不快ですよね。
まともに考えられない状態で、なんとか踏みとどまっていましたが、
いよいよひどくなり、ほとんど何も考えられないくらいひどいことになってしまいました。*2
CTをとると、副鼻腔がもうパンパンに膿が詰まっておる。
木曜日の外来は強制交代となり、耳鼻科にいって、ちょっと処置してもらいました。
今はちょっとよくなってきましたが、講演とかでしゃべる体調ではなかったなあ。
まだもうちょっとかかりそうだし、なんなら手術した方がいいみたいだ。
おおこわ。

オリンピック

「やるの?やらないの?やっぱりやるんだ…」って感じで結局始まったオリンピック。
日本勢もメダルラッシュで、みんな頑張っているんだねえ…と思う。
けど、優勝が期待されていた人が敗退したりもしている。
アスリートにとってもこの大会はピークをもっていくのが難しかったんだと思いますね。
なんにしろ、大会が開催されてよかったように思う。

私も昭和49年生まれの46歳。
オリンピックで活躍している人たちは娘・息子ほどの年齢だ。
もちろんアスリートは若くても尊敬に足る完成された人格を備えている。
けど、年齢を言えば、子や孫をみる感覚に、そりゃ、なる。
「めっちゃがんばってるやん!」
 と目を細めてみるモードに、どうしてもなる。

自分がアスリートと同年代なら、もう少し複雑な思いで観戦するのかもしれない。
もし自分がプロミュージシャンなら、ライブやフェスが次々と中止に追い込まれるなか「どうしてスポーツマンだけが特別扱いなんだ」と鬱屈するかもしれない。

でも、もう自分はそういう舞台から降りた年齢。
ただの地方在住者。

だからオリンピックは全肯定。
ので世界の晴れ舞台で頑張っているアスリート。
もう若さゆえの「命のかがやき」っていいますか、それを堪能する。
好々爺然とした感想しか抱かないのである。

考えてみれば、日本人の平均年齢は46歳。老齢大国。
おそらく7割ほどが、アスリートは子や孫の世代。
僕のような視点が、マジョリティを占めているはずだ。

そりゃ、なんとか決行できれば、あとは歓迎されるわけだよ。

*1:数年前から毎夏軽く副鼻腔炎の症状はあった。季節性はなぜなんだろう。ひどい年もそうでもない年もあった。

*2:どれくらいひどいかというと、呪詛のように「シネ…‥ミンナシネ……みたいにぶつぶつつぶやいていたくらいだ。完全にやばいやつだ。実際、ショットガンで頭を吹き飛ばしたい気持ちにも何度かなっていた。日本が銃社会じゃなくてよかった