自粛が解けて、非常事態宣言も解除。東京アラート*1も解除。
街には喧騒がやっと戻ってきたようである。
しかし、全国規模の集まりは中止かWeb化で、かつて土日に足繁く出張して上京していたのは、しばらくなさそうだ。
新幹線のEX-ICカードも4ヶ月使っていない。楽天トラベルも使っていない。
ただ、感染は完全にゼロにもなっていないし*2医療人としては、なんらかのコントロールができる状態*3じゃないと、警戒態勢は完全に解けないと思う。
WHOがマスクの効用を認める声明をだした。
日本では昔から因習的だった考えが、ようやく認められた格好で、日本の医療従事者としては、ちょっと嬉しい。
しばらくはマスク着用は推奨されるだろう。
コロナがおさまってからも今後は、冬のインフルエンザシーズンには、マナーとしてのマスク着用が強化されるだろう。
マスクも、潤沢に供給され、おそらくこの冬マスクが枯渇することはなさそうだ。
要するに、ウィズコロナ、ポストコロナは、ウィズマスクなのである*4。
外出するときは常にマスクをすることが必要とされる。
『風の谷のナウシカ』の腐海のほとりの住人のように、マスクは必需品、携行品ということになる。
* * *
そうなると、一時しのぎではない、マスクのファッション化を当然検討しないといけない。
マスクのデザイン
サージカルマスクは、不織布であり、ビニール傘と同じチープさがある。
既存のファッションとの親和性は悪い。
取ってつけた感があるよね。
かといって、さまざまな柄の布マスクは服との統一感が損なわれる。
全体に無地色のファッションなのに、派手な模様の布マスクをつけているのは、派手なバンダナを頭に巻くのと同じちぐはぐさがある。
おそらく、トータルコーディネイトに抵触しないマスクのデザインは必須となるだろう。
男性用には、ネクタイ・ポケットチーフ、マスクと同柄のセット。
女性用は、マスクとスカーフが同柄のセット。
みたいなものが発売されるのではないか。
このまえセレクトショップに聞いてみたが、まだないみたいだ。
しかしそろそろでてくる秋冬にはそういうウィズコロナファッションが出てくるかも…とは言っていた。
白シャツと同じ生地のマスク、黒いスーツの生地と同じマスク、というのもありうると思う。
密閉性の高いメガネ
あとは、メガネから派生するフェイスシールドの流れ。
今までも花粉症用メガネとして、比較的密閉性の高いものはあったがハイブランドにはなかった。
しかし、このコロナをきっかけに、レンズの上部と下部のオープンな部分をカバーする新商品が出てくるんじゃないかと思う。
外気遮蔽率というパラメーターは今まではあまり注目されなかったけれども、ウィズコロナのメガネ業界では、飛沫が眼球に飛ばないことに念頭を置いた商品開発が行われているはずだ。
そして、メガネのフレームで眼球だけじゃなく顔面全体を覆うフェイスシールドを支えるモデルがアイウェアブランドからでてくると思う。
耳の競合問題
ところで、長時間マスクをしていると、マスクのゴム紐で耳が痛くなる。
これを回避するグッズはいろいろでている。
耳あてのところにかますクッションとか、紐をみみにかけずに後頭部でまとめるものとか。
ウィズマスクで、ウィズメガネであると、耳にはマスク・メガネが競合する。
これをまとめられないか。耳痛いんだよね……
簡単にいうと、メガネのテンプル(耳にかけるツルの部分)、黄色のマルでしめした部分。
ここの外側に出っ張りがあればそこにマスクをひっかけることができる。
もしくは、メガネにつけるアタッチメントみたいな部品でもいい。
貴金属とかで作れば、アクセサリーとしての付加価値も出せると思う。
おまけ
ちなみに私は某レ車に乗っているのですが、ハンドルの奥に、あつらえたようにマスクをひっかけるスペースがあるのです。
いや、マスク用じゃないんですけれども、ちょっとした外出でマスクを忘れるということがなくなりました。
ま、「ありえない」とは言われますけど。