今週のお題「私がブログを始めたきっかけ」
本当はここ一二週、ちょう忙しくて、こんなこと書いている暇ないんだけど、忙しい時の逃避行動っていいわあ。めちゃめちゃはかどるわあ。
このWebsiteを始めたのは2000年のこと。
それは私が医師国家試験を終えて、学生時代に住んでいた神戸から、岡山に引っ越してきた時でした。
合格発表があるまで一か月ほどあり、その間、結構暇ではあったわけです。
今でこそ、出張などで全国を休みなく飛び回るというのにも慣れてますけど、当時の僕は活動性の低い子で、あんまり旅行とか行くマインドはなくて、その一か月間、のんべんだらりと映画をみたり、音楽を聴いたり、本を読んだりしていました*1。
でも、知り合いもいないし、あまりに暇なもんだから、いわゆる「ホームページ」みたいなものをやってみようと思ったんです。
その当時はBlogのようなツールはありませんでした。
ホームページビルダーのようなアプリケーションを使うか、「タグうち」で直接ページを組むしか選択肢がなかった。
幸い、昔から私はパソコン少年で、BASICどまりですけど、機械っぽい用語はそんなに苦じゃなかった。時間こそ沢山あったので「タグうち」でホームページを組んだことがきっかけなんですね。
そのうちに、いわゆる「ホームページ」はブログに移行し、そして、ブログから、Mixi、FacebookのようなSNSで、ものを書いたりもしました。時代は変遷しました。最近の僕はまた、Blogに回帰しております。
その間、私も、一研修医だったり、一大学院生であったり、一臨床医であったりしましたが、今では気が付くと院長だったりします。この日記にはあまり書いていませんけれども。
住んでいるところも、ワンルームだったり、2DKだったり、3LDKだったり、いろいろ変わった挙句、気が付くと家を建てて妻と2人の子供と暮らしているわけです。
気が付くと16年経ちました。
自分の現在の40年間の人生を振り返ってみると、ネットの海に乗り出し、社会人にもなった24歳は、今の自分から見て、6割のところにあたります。
生物学的に言えば、結婚したり子供ができたのが分節点なのではないかと思いますが、考える人:ホモ・サピエンスとしては、このWeb上で何かを書き始めたのが、私の文章を書いた始まりのようなものでありまして、それはやはり、何かしらの大きな節目であるような気がしています。
書き出した頃、自分のWeb人生の黎明期の友人としては、いまやおしもおされもしない存在になったid:fujiponさんがいらっしゃいます。当初の立ち位置は自分とあまり変わらない感もありましたが、16年積み上げを継続すると、ああいう風にもなるわけですね。
私ときたら……
そうね、今年は頑張ってるね。
2014年は二本、2013年は四本しか記事書いてないのに、今年はもう七本だもの(笑)。
……えーと、細く長くがんばります。
*1:今思うとあの時に一か月、海外とかいっとけばよかったなあと思う