半熟ドクターのブログ

旧テキストサイトの化石。研修医だった半熟ドクターは、気がつくと経営者になっていました

年金

 最近気が付くと時事ネタばかりで。

 社会保険庁は12日、同庁に寄せられた年金記録に関する電話相談件数が、同日午前8時30分までの丸1日で約47万件に上ったと発表した。11日午前に開設したフリーダイヤル「ねんきんあんしんダイヤル」(0120-657830)などに問い合わせが殺到。47万件はかかってきた電話の総件数で、実際に応答できたのは、うち3.6%に相当する約1万7000件にとどまった。

 同庁は「予想を超える事態。(電話への)応答率が低くなって申し訳ない」(運営部)などと弁明。安倍晋三首相の指示を受けて300人を臨時増員するなど、640人の応対人員を近く倍増させる方針だ。

http://www.jiji.com/jc/c?g=soc&k=2007061300010

 義憤(公憤というのか?)とか、そういう大層なもんではないですけれども。

 これって、例えば銀行でいったら取り付け騒ぎみたいなものでしょ?

 今回の社会保険庁の一連の対応がなぜ悪いかというと、年金の紛失した記録の証明を(例えば給与明細の提示とか)個人の責任とするような方向にしたとか、年金に関係のある人間すべてに「努力しないと自分の年金は守られない」と思わせたことでしょうか。

 なんか色々陰謀論も取り沙汰されてますが、どっちにしろ僕らの世代はダメなんでしょうね。

 今回のニュースは結構ひどい話だと思うけど、怒る気にもならなかった。

 へなへな~という感じ。

 1970年代生まれは、諦観というか、他の世代に比べると生きることに脂っこさが少なすぎるような気もします。「怒れる世代」みたいなのがあるように、「怒れない世代」というものがあって、僕らはそれなのかも。

 しかしこのままの傾向が続くと、僕らの老年期の年金支給はどうなっているんだろうか。

 75歳?

 

 で、後期高齢者の丸め医療で、75歳以上は医療制限がかかる?